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Guitar room & Music world

お気楽なギターの話とetc.

バンド・アンサンブルはリズムで決まる

バンドのアンサンブルの中でリズムがどれだけ重要か分かる例を、石川ひとみさんの動画で解説したいと思います。まずは二つの動画を聴き比べて下さい。





テンポは違いますが、8ビートの連続する曲です。一曲目はリズムのノリが安定していると思います。二曲目ですがそれほど乱れたリズムではないとは思いますが・・・少しだけノリの悪いアンサンブルに聴こえないでしょうか?録音状態は一曲目の方が悪いですが、バンドのノリは二曲目を遥かに上回って聴こえます。

このリズムの少しの違いが実はバンドのノリを決定しているのです。一曲目のドラマーは後のパール兄弟に加入する松永くんです。二曲目のドラマーは当時はまだ私より若く仕事経験の浅いドラマーでした。他のメンバーは私も含め全員同じです。

ベーシストは松永くんとは大学の軽音からの付き合いで、ひとみさんのバンドでも初期の頃から一緒に演奏していました。息はピッタリに聴こえるはずです。二曲目でベースとドラムの噛み合わないのが分かりますから、良く聴いてみて下さい。ベースが何とかリズムをキープしようとしますが、少しだけドラムが遅れます。この手の8ビートはジャストより少し突っ込んだ感じがベストだと思います。走るのではなくて前に流れる8ビートです。縦ノリともちがいます。

それを分かっていた私も何とかギターのアルペジオでリズムを引っ張ろうとしています。二曲目で一番正確なリズムキープは自慢でも何でもなくギターです。シンセの二人も頑張ってキープする方向にリズムを出しますが、延々とキープできるフレーズが出て来ないので仕方がないです。出て来るリズムに乗るしかないのです。ベースとギターは確実に前に向かう8ビートをキープしようとしています。特にベースは相当頑張って何とかしようとしていますね。

一曲目の破綻しないリズムはドラマーの力量だけではないのです・・・他のメンバーも同じ方向でキープしているのです。二曲目は他のメンバーがキープしたい方向にドラムが付いて来ないのです。

分かって欲しいのは変な意味で比較したのではなくて、バンドのアンサンブル・リズム・ノリは一人メンバーが違うと大きく変化すると感じて下さい。それほどリズムはシビアな感覚が必要です。残念な事に二曲目は最後まで揃わない8ビートで曲が進んでしまいます。練習不足ももちろんあったとは思います。ただ今迄ドラマーが作り上げたバンドのノリに、いきなり別のメンバーが入るとバンドの音がここまで違ってしますのです。

研究して話し合って曲のノリを理解して、アンサンブルは成立する例としてこの二曲を聴き比べて欲しいです。

余談ですがこの時期のひとみさん今聴いても、歌唱力は凄いですね。リズムも良いし音程も良いし。
何より音を楽しんで歌っているのが良く分かります。
  1. 2017/10/26(木) 20:13:33|
  2. ライブ動画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

No title

ひとみさんの衣装は85年5月に発売された「夢回帰線」の後期の衣装ですね。次のシングルが86年4月で、松永さんがパール兄弟に参加されるのが85年11月ということなので、その間の収録なのですね。 確かに、ドラムが少しもたついている印象がありますね。ドラムは他の楽器と気持ちよくシンクロして欲しいというか、むしろリードして欲しいという欲求がありますね。 PS,ローランドのBlues Cube Hot BC-HOT-VBは良さ気ですね、30Wですが、小さなライブハウスでは十分ですかね。恐らく買うと思います(笑)
  1. 2017/10/29(日) 06:20:00 |
  2. URL |
  3. niratamaranntarou #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

いつもコメントありがとうございます。 松永くんが叩いていない時点で85~6年は間違えないです・・・。 監督はやはり松永くんを信頼していましたからね。ただ85年前半もパール兄弟のリーダー窪田くんの別の仕事で抜ける事もありました。 S-KENさんのバンドが代表的ですね。レベッカが売れてしまってドラムを叩いていた小田原豊さんが抜けて、松永くんに声がかかったのです。その流れでパール兄弟に入ったのですね。 それを境にスケジュール管理を窪田くんと同じハーフ・トーンに預けたので勝手にスケジュールは自分で入れられなくなったと思います。本人曰く”窪田チルドレン”なんて言っていますが・・・いやぁ~ドラムは凄いですよ。 記憶が確かなら立川のライブが松永くんのひとみさんのバンドでの最後の演奏かなと思います。いずれにしても、その近辺で抜けていったと思います。 彼の穴を埋められるドラマーはそう簡単には見つからないですよね。今でもツイッターとか拝見すると現役バリバリですから。 今でもハーフ・トーンのトップドラマーですからね。 ブルース・キューブ評判は良いし選択としては問題ないと思います。私も欲しい位ですから。ロベン・フォードのカートリッジを入れたいのですが、何でもかなりの値段がするらしいですね。 今度の記事で書こうかなと思っていたエフェクターを紹介します・・・これです。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01N5JTOVK/ref=oh_aui_detailpage_o05_s00?ie=UTF8&psc=1 中国製ですが製品はRCブースターのクローンです。安いので買っても損はないですよ。私もcs0336でカスタマーレビューを書いていますよ。 製品としても何の問題もないです。軽い感じで繋げるとギターの音が浮き立ちます。ジョボ目のアンプでも音の輪郭とか立ち上がりが良くなります。私はアンプ直でこれを繋げてジャズを弾いています。おすすめです。 ACアダプターは付属しないので私はズームのセンター・マイナスを買いました。
  1. 2017/10/29(日) 07:12:00 |
  2. URL |
  3. kamiyo.m #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

自分の場合、普通に聴いた場合は、気づかないかもしれませんが、こうやって聴き比べてみると、ノリの違いやちぐはぐさは、何となくわかります。 2曲目では、ベースの方が、さかんに体をゆすったり、ベースのヘッドを動かしているのは、ノリにくかったのに加え、ドラムへのアピールでしょうか? 前ノリ、後ノリ、突っ込むか、遅らせるか、それによって、曲の感じも変わると、何かの番組で、聖飢魔Ⅱのリズム隊がやっていて、そうだったのかと、今さらながらの自分でした。 河合楽器の発表会でも、ドラムとベースは二人だけでキックを合わせる練習を繰り返していて、リズム隊は大変だな、自分はそこに乗っかれば良いから楽だと、他人ごとに思ってました。 2曲目のkamiyo.mさんのギターは、ライブ、それもYouTubeのファン映像なのに、スタジオクオリティの音で、プロの実力を感じます。
  1. 2017/10/29(日) 08:40:00 |
  2. URL |
  3. ギターマジシャン #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

いつもコメントありがとうございます。 二曲目ですがベーシストの頑張りは相当なもんですね。私も何とかしなくてはと頑張りましたが・・・。 違いが分かってもらえた事、記事を書いたかいがありましたね。アンサンブルは良い例と悪い例を聴き比べると分かりやすいと思います。 地方なのでギターはディメンションは使っていません。インターサウンドとディレイだけですが良い音出てますね。テレキャスターがいいギターだったので、そのおかげだと思います。私の腕ではないですよ。 この時期の足元はディレイのON/OFFのスイッチとオーバードライブだけです。ヴォリュームペダルも使っていません。 直毅さんも同じでしたね。直毅さんに至ってはディレイのON/OFFのスイッチも使っていなかったはずです。オーバードライブだけでしたね。
  1. 2017/10/29(日) 19:29:00 |
  2. URL |
  3. kamiyo.m #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

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