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Guitar room & Music world

お気楽なギターの話とetc.

深夜の弦交換

深夜1時に思い立ってFGNのレスポールの弦を交換しました。
理由は眠れなかった事と明日は時差出勤なので、朝はのんびりと起きればいいからです。
レスポールにはエリクサーの0.11を張っているんですが・・・年末に交換して以来だと気が付いた事と最近、新しいギターを2本も手に入れたので、全然弾いていなかったからです。

ヒスコレのレスポールは乾燥剤を入れて弦も半音下げて、ケースに入れっぱなしなので心配はないんですが。さすがに新しいギターと見比べると何だか可哀そうで、弦を交換して掃除もしました。
もともと私はギターの掃除は絶対にしないタイプでした。今もそうですね。
弾き終わったらネック裏をクロスで拭く程度のダメ・ギタリストです。

今回は何故かダダリオのレモンオイルが引出しから出てきたので、ネックを掃除する気になりました。ついでだからギター全体も掃除してしまいました・・・何年振りかの大掃除でした。

元々が弦を交換する時に6本いっぺんに外しません。1本ずつ交換してきました。理由はあります。
まず6本全部外すと、一気にテンションがなくなって、ネックに変な負担がかかるのが嫌だからです。
後はストップ・テイルのギターは6本全部弦を外すと、ブリッジのスクリューが回って弦高が変わってしまう事。そして一番嫌なのがテイルピースが外れてボディーに傷が付く事です。私も昔経験してそれ以来1本ずつ交換しています。

今回は慎重に掃除したので問題はありませんでしたね。ギターが新品同様みたいになりました。
後はネックの色がいい具合になりましたね。さすがに掃除してレモンオイルを使っただけの事はあります。やはり月一くらいでレモンオイルでネックは掃除したいですね。

絶対に使わないのがフィンガーイーズ系のスプレーです。私もギターを始めた頃は使っていましたが・・・評判は良くないです。今は弦の質もいいので使わない事をお勧めします。成分的にあまりネックにいい影響がないみたいです。確かにレモンオイルにも批判的な意見もありますが、私は悪くはないと思いますね。毎日使うわけではないし・・・。

昔ですがベーシストで強者がいてCRCの556をネックにスプレーしていましたね。驚きました。
確かにサビには効果はあるんでしょうが・・・(笑)。

あと習慣と云うか癖ですが、音を出さない時はピックアップのセレクターは常にセンターです。
あと最初のヘッドの画像を見て頂くと分かりますが、弦をカットするのも比較的長めにします。これも癖ですね。あまり短いと弦が外れそうな気がします。外れる訳はないんですが長いと落ち着きますね。

掃除の習慣のない私ですが、きれいになったフィンガーボードは気持ちがいいですね。
今の困り事はヒスコレよりFGNの方が弾きやすい事ですね・・・。音はやはり甲乙つけがたいですが、それぞれ別に音が良いので。

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  1. 2018/03/09(金) 02:09:07|
  2. セッティング関係
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F・ホールで軽くしても?

つい最近エリック・ジョンソンの2ndバージョンのストラトがフェンダーから発売になりました。
F・ホール付のストラトでボディーを相当に軽くして、更にエアー感を出そうとしたんだと思います・・・。F・ホールを採用したレスポールもESレスポールなんて、ヘンテコなギターをギブソンも出しましたね。

どちらのギターも残念ですが個人的に全然いいと思えません。ご覧の通りのギターです。

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確かにギターを軽くして作りたいとはいえ、肝心のサウンドですよね・・・。ルックスもあまりいいとは思えません。エリック・ジョンソンが弾いているとよさそうに見えますよね・・・。

私はES336を使用していた時期がありましたが、基本的なコンセプトが違いますね。336はボディーをダウンサイジングした335・タイプのギターですが(ボディーはくり抜きでしたが)今迄にないサイズのボディーでしたので、納得の行く音が得られました。

現状の木材でギターをまともに作ると、やはり重いギターになってしまうんでしょうね・・・良い木材が手に入らない時代ですから仕方がないのかもしれないと思います。重いギターは音もやはり重くなりがちですね、私の経験上そうでしたから。なので最近ではF・ホールを採用したり、フェンダーがテレキャスの他のメーカーはレスポールの薄ボディーを採用し始めました。とにかく軽さを求めてますね。

PRSが成功したのは木材の良さ・作り込みの良さがありますが、とにかくレスポールよりもボディーの面積の小さい事で得られる軽さだと思いますね。

78年に私が買ったB.C.Rich イーグルはホントに軽いギターでした。ボディがとにかく薄かったので、歪ませてもカラッとした伸びのある音が、さすがはLAで作られたギターだと思います。
でも音には締まりがあって、大流行していたディマジオのピックアップの音も良くて今でも欲しいくらいですね。

同じ時期に使っていた、アレンビックMSGは意外にも重いギターでした。でも特殊なサーキットを採用していて音は全然重さはなかったですね。アクティブ・ピックアップの元祖ですから凄い音していてたと記憶しています。

フェンダーは72年か73年に発売したテレキャスター・シンラインが斬新でしたが、あのギターもF・ホールを採用したギターでした。でも当時フェンダーはハンバッキングのピックアップの初開発のギターでしたし、高域志向のフェンダーらしい1・2・3弦のホールピースが全てブリッジ寄りに配置されていました。その後あまりヒットはしませんでしたが開発の意図は分かる感じです。でもテレキャスターのシリーズにその後F・ホールはなかったと思います。

ストラトのボディーをくり抜いてF・ホールを付けて、シングルコイルの低域の音がぼやけないか心配ですね。ストラトらしい、伸びのある5・6弦の鳴りが気になるところですね。今はピックアップの性能が良いので、そう簡単にはハウリングもしないので、F・ホールを積極的に取り入れているのかなと思います。

ギターに関しては色々なタイプのギターがあって当然ですが、個人的にこの二本には疑問しかないです。音はとにかくタッチ・ピッっキングです。でも確かに重い音も弾き難いのは分かります。私のFGNのレスポールの重くならない音はラッキーだとしか言えませんね。

カールトンのギターを見ると安心するのは私だけでしょうか?F・ホールのギターですけど。このギターはサブギターですね、カールトンのメイン・ギターではないけど色が良いですね。

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  1. 2018/03/04(日) 19:32:29|
  2. セッティング関係
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チューニングとピッチの調整について。

ギターは弦が6本(最近は7本のも出てますが)と6本それぞれに副弦を足した12本が基本的です。
ギターの弦はギターのカテゴリーによって種類・ゲージ・スケールは様々ですが、私が最も親しんだ6弦エレクトリック・ギターに付いて書く事にします。

プロ・アマ問わず、チューニングの甘いギタリストは度々見かけます。
日本のトップ・ギタリストの一人、高〇正〇さんは私が聴く限り、初期の頃からギターのピッチがアンサンブルに対して微妙ですが常に低く聴こえます。チョーキングも若干ですが低い所で安定しているので、もしかしたらご本人の癖なのかと思います。
ただいつ聴いてもいつも一定の感じで低いので不思議です。ひょっとして狙っているのかも知れません。
代表曲ブルー・〇グーンのテーマの出だし2個目Bの音はいつ聴いても低いと思います。

ピッチが甘い音はアンサンブル上で他の楽器の出す音と微妙にぶつかるので、他の奏者の安定したピッチに影響を与えてしまいます。
特に管楽器やバイオリン等の常に耳でピッチを探して演奏する楽器は、全体の中にずれたピッチが鳴ると自分のピッチが取り難い状況になってしまいます。
アンサンブル以上にもっと深刻な状況はソロ・ギターの時で、各弦のピッチ・バランスが合って無いと何を弾いても違和感しか感じられません。

チューニングと一口に言ってもでギタリストそれぞれの方法論があってこれが正解・・・とは言い切れないのがチューニングの難しい所です。単音のソロなんかはチューナーの目盛り一つ程、高目に合わせると音抜けが良くなるなんて言われてました(本当はどうなのか分かりません)。
ピアノの様に調律師の方が演奏前に完璧なピッチにセッティングして頂けるなら悩まずに弾けるんですが。その調律師の方ですらピアニストのご指名がある位ですから、やはり調律師の方各個人にも癖や弾く側にも好みのピッチがあるんだと思います。
なのでギタリストも色々な角度から様々な方法で自分なりの工夫でピッチ調整をするしか無いと思います。
最近はギター・テクと呼ばれる方がステージ前にミュージシャンのギターを調整してスタンバイさせてますが、それは弾き手の要望に合わせた調整をしてくれる訳でギタリストの側のポイントが無いと調整も上手く行かないと思います。

私も過去にリペアーショップから戻ったギターが妙なチュ-ニングで、全部自分で戻した事もあります。リペアマンとの好みの違いだったんだと思います。
自分の弾き易いピッチはやはり自分でポイントを掴むのが大切だと思います。

私が長年ギターを弾いてきて自分で身に付けたチュ-ニングは、こんな感じです。
あくまでも私個人がやっている方法や考え方ですから、あくまでも参考にして頂けたらと思います。

まずは何はなくても“チューナー”を使います。
チューナーが無い時代を経験して来た私としては、チューナーのありがたさは身に染みています。
ある調律師の方がいっていましたが、絶対に人間の耳でかなわないのが“疲れや体調”が影響しない事だそうです。
確かに疲れた時は耳が死んでくる・・・って状態ですね。

チューナーを使ってまずはオクターブ・ピッチを調整します。
この時は弦が新品か何日目か・・が大きく影響します。新品の弦は倍音をかなり出しますし、古いと弦その物が伸びて安定しません。私は新品を張って2~3時間弾いた時に合わせます。特に理由はないですが習慣みたいなものです。(エリクサーは新品から行けます・・)

オクターブピッチは理論上は多分ネックが真っ直ぐな状態が一番合うと思いますが、ネックは常に微妙にソリが発生していてゲージが太いと弦の張力でソリます。ですから、完璧なオクターブ調整は無理だと考えて多少の妥協はします。
一般的にオクターブ調整は12fの実音とハーモニックスの音程が合うように調整します。ただこれも、ハーモニックスのポイントが一定している事と実音ほ弾く際の押えた指のフレットに対しての位置が一定している事の2点が大切です。

ハーモニックスと実音を合わせるのはもう一つ大事なあって7Fのハーモニックスと実音です。
12Fのオクターブ調整と同じ位重要なポイントです。ネックのソリの状態を判断する事も出来るので、私はこのポイントの調整も一緒にしています。

実際にギターを弾く際にはハ-モニックスの音は頻繁には使いません。オクターブ調整の目的はハーモニックスと実音を合わせる事によって、同一弦でのオクターブ離れた実音同士のピッチを合わせる事だと思います。

私は3Fと15F・5Fと17Fの実音同士のピッチが合うところを探します。1弦で言えばGとAの2種類がオクターブ離れているので計4つの音が合う一番の妥協点を見つけます。ただし高い音の方が絶対に低くならないのが原則です。
理由は実際の演奏時は音程が高くなった時にピッチが下がると違和感を感じさせます、逆に音程が低い時にピッチが高いのも同様です。
実音をチューナーで測ると分かると思いますが、近年のジャンボフレットなんかでは特に顕著ですが弦を押さえる力で若干ピッチが変ります。ですから常に一定の力で弦を抑える必要がありますが、慣れれば特に問題は無いと思います。1~6弦まで全部を同じやり方で合わせてオクターブ調整は終了します。正し5・6弦は弦のバラつきや17Fの音はあまり安定しません。ゲージのの問題もありますし、あまりシビアに合わせようとしても中々難しいと思います。

フルアコやアコースティク(スティール・ガット等)系のギターは例外を除いては、細かいオクターブ調整が出来ません。当初からハイポジションで弾く事を想定していなかった事のなごりだと思いますが、近年はハイポジションも当然多用しますし、弾き手が何処まで妥協して弾ける調整(弦のゲージ選択・ブリッジの駒の高さ調整)をするかしかありません。店頭のフルアコが違和感のあるピッチなのも(意外に多いです)、仕方の無い事だと思います。ギターのチューニングは妥協も必要だと考えるしかないと思います。

チューニングに関してシビアに拘るなら、最新のギターにある様なアールの全くない指盤にゆがみとソリのないネックのギターに適度に細いゲージの弦を張って極端に弦高を低くセットすればかなりの精度でオクターブ調整が出来ると思います。
更に、セッションギタリストで有名なバジー・フェイトン(バズ・・と言う表記もありますが、私の世代はバジーでした)の考案したチューニング・システムを組み合わせれば完璧に近いと思います。

ここから通常のチューニングをします。
まずはチューナーで大雑把に6本を合わせますが、6弦から1弦に向かってチューニングすると1弦が終わった時には6弦側の音程が下がってしまうのがギターの特性なので、次は6本の音程が揃う様に3・4弦をまず調整して1・2弦と5・6弦を合わせて微調整します。
それでも又それぞれズレるのでもう一度細かく合わせます。
ここまでを開放でやってもいいと思います。
6本共ピッチが合ったところで次は全ての弦で出せるA音を全部弾いて(モチロン単音です)更に細かくチューニングします。
同じ音だけで合わせるのは初期のチューナー(コルグ)が各音ごとにツマミを操作するので面倒な事を省略していました。その時の癖が残っているだけなので若い世代の方は違和感を覚える作業だと思います。
ここまでをStep①とします。

次にリフで多用する6弦開放とEの7th系のコードを組み合わせた時に重要な開放と実音を合わせますが、基準を開放側にしないと面倒なので開放はそのままで実音の方を合わせます。
これは単純に6弦開放のEと5弦7Fの実音が合うように合わせます。1弦まで順に合わせます。
同じ開放を使って今度は6弦開放のEと4弦2Fの実音を合わせます。同様に5弦開放と3弦2F・・と3弦開放まで進んで終わり。
アコギの場合ローコードの響きに影響が大きいので、このポジションのチューニングはシビアに合わせます。
同時開放無しのオクターブも合わせます。俗に言うオクターブ奏法のポジションで合わせます。
ここまでをStep②とします。

ここ迄でほぼチューニングは合った感じですが、ギターはコードも弾く楽器なのでコードの響きに違和感があると駄目だと思います。私は開放を使わないコードと使うコードの両方を弾いて響きをチェックします。
開放を使わない場合、6弦5F・4弦5F・3弦5Fで確認します(2弦5Fも鳴らす事もあります)。単純なAm7ですが、合ってないギタリストをよく見かけます。これは6弦とほかの弦とのバランスを確認するのに弾く事が多いです。

高音域のコードも確認したいので、オーソドックスなCmaj7を4弦10Fをベースに1弦7Fをトップにして確認します。もうチョット上のポジションを確認する場合は4弦10Fをベースに1弦12FをトップにしてFmaj7を弾きます。
メジャーコードは単純ですが響きを確認し易いので、ついついこれを弾いてしまいます。同じ理由でパワーコードも響きの聞き分けが簡単なので使えると思います。

開放を使うコードの場合は、その時々でバラバラです。何故かマイナーコードを弾いてしまうのも何かの癖なのか・・・と思います。
コードの響きを全てのフレット上で完璧にするのは不可能です。同じEの音でもCmaj7の時のEとEmaj7の時のEとでは理論上は若干違うピッチになると聞きました。突き詰めて考えた場合なんでしょうが、基本的にギターで全てを合わせる事は難しいのでコードに関しては経験とか感・・・で対処するのも必要だと思います。
ここまでをStep③とします。

次に自分のいつも弾き慣れたフレーズ等を弾いて、普段聴こえる音程と違和感や変化がないか確認します。
弾き慣れたフレーズは頭の中に音程差が入っているので、思った以上に効果があります。
そういったフレーズを何種類か持っていると、演奏中でも“この音低いかな”・・・と思ったらチューナーなしでも微調整する事が出来て便利です。
ここまでをStep④とします。

私はStep①~④を組み合わせてチューニングをしますが、順番はランダムです。参考にしていただければと思います。

以上でギターを演奏する上でのチュ-ニングは、ほぼ合うと思いますが、何度も書きますが弦楽器しかもフレットのあるギターで完璧なピッチを望むのは非常に困難です。
フレットを移動出来ないのは勿論の事、温度や湿度の影響を弦が受ければピッチも変るし、ピッキングを強くすると弦も緩むし、ナットやブッリジに弦が干渉して引張られたり、気合が入って強く押さえると音程は上がるし・・・ピッチに関して、いい事はあまりありません。

ただ正確なピッチだけが音楽の全てでは無いと思います。
正確な計算上のピッチで音楽を奏でると無表情な音がするとの事です。
正確と言うより正しいピッチを身に付け演奏するべきだと思います。聴いていて違和感なく心地よい響きや、他の楽器とのピッチの音楽的なズレが無い事の方が大切なはずです。

チューニングに関しては昔のように“フレット音痴”なギターは、まず無いと思います。
ですから日々ギターを練習する過程で最低限の相対音を身に付ける事も充分可能なので、ただフレーズの練習したりコードのポジションを覚えるだけで無く、音程差とか各弦の響きのバランスなんかに注意しながら練習すれば自然と身に付く事だと思います。その為にもきちんとチューニングしたギターで練習する事をお薦めします。

チューニングが悪いとどんなに凄いフレーズを弾いても中々周りは納得してくれないもんです。
  1. 2010/11/10(水) 12:52:00|
  2. セッティング関係
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ギターの音・音作りに関して。

一年以上の間、更新出来なくてすいませんでした(m(ー ー)m)。

最近はギターを弾かないで、聴く事に専念している状態です。特にギター以外のジャズにのめり込んでいます。
特にトランペットとサックスの名演や名盤には、まだまだ知らない素晴らしい演奏が沢山あって時間が幾らあっても足りません。
ホーン・プレイヤー達は聴けば直ぐに誰の音と分かる位、個性的な素晴らしい音を出します。
ギタリストでもやはり、自分の“音”を確立しているプレイヤーはウェスを始めサンタナ、ジョニー・ウインター、パット・マルティーノ、デビット・T、エリック・ゲイル、バン・ヘイレン・・・ちょっと考えただけで様々なジャンルのビッグネームの名前が出てきますよね。

私もギターを弾き始めた頃、好きなギタリストのコピーを始めて最初に思うのは同じ楽器を使えば同じ音が出るかな・・・と勝手な思い込みをしていました。
そう思うのは誰しも当たり前の話だと思うし、決して間違った考えではないと思います。
確かにストラトとレスポールではそれぞれの特徴ある部分は全然違う音ですし。
ある意味好きなギタリストと同じ楽器を持つのは、アマチュアミュージシャンの夢みたいな所もありますからね。モチベーションを上げるには最高のアイテムだと言えるでしょう。
昨今のフェンダー・ギブソンのアーティストのレプリカモデルが受け入れられている事でも分かると思います。

ただ、同じ楽器を手にしてから考えなければならないのは最初に記した“自分の音”についての事だと思います。
過去の私の様に、セッションで要求された音や流行の音を好き嫌いに関わらず出して(弾いて)いると自分の本当に出したい音・好きな音が希薄になると言うか、好きな音が多すぎて、軸がブレてしまいます。(この事は私個人の性格も影響しているとは思います)
好きな音が多い・・出したい音も多い・・結果ギターによって色々な音に対応しようと思うあまり所有する本数が増える。。。
そんな時、人間はギター本体の音や可能性より、そのギターを使っていたギタリストの出す音が固定観念として残っていて・・この音にはこのギター・・この雰囲気の曲にはこのギター・・誰々っぽく弾きたいからこのギター・・なんて状態にはまり込むのでは。しかもギターを持ち替えてもアンプのセッティングはそのままでプラグを抜きかえるだけ・・なんて事に。
事実、私もそんなギター弾きであったと思います。

そんな時にストラトならリアとセンターのハーフトーン・・レスポールならリア全開だけ・・335はフロントのみ・・P-90が2発ならセンターのみ・・テレキャスのトーンは触った事も無い・・なんて事に。
全て過去のギタリスト達の使って来たそのままって感じで、自分のアイディアや感覚は既に無いに等しいと思います。
確かに同じギターなら似た音を出すには近道なのかも知れませんが、そのギタリスト(好きな)とは、ピッキングから使っている弦(ゲージ等)・アンプ(出力も含む)・ピック・握力・オマケに国ごとの電圧の違いなど同じ部分はギターだけなんて事だってあります。

形から入るのも間違いでは無いでしょうが、ジャズならフルアコ・フュージョンならセミアコかコンポーネントギター・サザンロックならレスポール(ボトルネック付き)・メタルなら尖がりギター・ロックならストラトにアーム・カントリーはテレキャス・・・まだまだキリがありません。
デビュー前のビートルズはそんな先入観の無い、グレッチとリッケンバッカーとヘフナーを使ったと言う事ですが、それはそれで成功したんですが日本の数あるビートルズのコピーバンドは120%上記のギターしか使わないのが現状として残ってしまいました。

70年代の日本を代表するジャズギタリストの増尾好秋さんは58年のレスポールスタンダードをメインで使っていました。(当時の日本のジャズ界ではソリッド・ギターは駄目みたいな風潮があった様です)
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同じく70年代アメリカでテッド・ニュージェントって方はグランド・ファンクばりのロックを事もあろうかデビット・Tと同じ尖がったカッタウェイのバードランドでギンギンにロックギターを弾きまくっていました。チョーキングしまくってチューニングが狂うのか(ブリッジもストックのままでした)1曲ごとにギターを代えていました。同じタイプのバードランドを所狭しとステージに並べていたのが印象的でしたが、確かに音はロックしていました。
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どちらの例もギタリストの考えるいい音が、そのギターで出るから使ったんだと思います。どちらもメインでずっと使っていた事を考えると相性の良いギターだったんでしょうね。

過去の自分の音を確立してきたギタリスト達は、確固たる音・自分の出したい音がはっきりと分かっていて、その音を出すための努力をギターの音に頼らず自分の指や弾き方やアイディアを駆使して出そうとして来たのではないかと思います。

ウェスはオクターブ奏法ばかりが表に出ますが、独特の単音の時のグルーブ感や音色は親指の弦に当たる部分がピックの様に変形して硬くなっていた為だと言われていますし、ディメオラのスッタカートの効いた独特の早弾きミュートは家の中で大きな音を出さない為に工夫して弾いていた時の癖だと聞きましたし、クラプトンのウーマントーンは偶然ローディーが手渡したギターのトーンが閉じられていたとの事ですし、同じくクラプトンのストラトのハーフトーンは弾いている時に右手がセレクターに当たって偶然出た音とも言われていますし、バン・ヘイレンのタッピング(ライトハンド)に至っては常に爆音で練習出来る環境が無ければ出て来なかったと思います。

先入観や固定観念を持たなければそれぞれのギターには色々な音が残されていると思いたいですし、ギターの音作りってギターのブランドや種類や色・形に捉われ過ぎず、自分自身の弾き方でどんな音を出すか又は出せるかって部分もギター選び以上に“自分の音”を作る時に必要な事だと思います。

そう思ってこの映像を見て頂くと、彼の出す音ってギターが出している音ではなくて彼の音が出ていると思います。
“コンファメーション”のアドリブソロの部分だけですが、素晴らしい演奏だと思います。
他の映像を見る限りギター(サドウスキー)からブギーに直だと思います。アーム付きのストラトでこの音は中々出せませんね。



さすがです。
  1. 2010/10/15(金) 00:00:46|
  2. セッティング関係
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アンプのセッティングに関する音作りの話し。

先日ブギーの小型のコンボアンプを入手したので、アンプのセッティングに関しての事を書こうと思います。

アンプってそれぞれがキャラクターを持っている訳で、購入する時点で自分の出したいサウンドにマッチしたアンプを探すギタリストがほとんどだと思います。
勿論、使っているギターとの相性もあるんでしょうがある程度のアンプなら後は音の好みでアンプ選びを私はして来ました。

取りあえず私が今まで自分で買って使ったアンプって前の記事とダブリますが、こんな感じです。

仕事をするようになって直ぐ格安で譲り受けた、多分今はもう無くなってしまったメーカーでベースアンプで比較的有名だった“ウエスト”って云うレアなアンプからスタートして、“ミュージックマン210” “ポリトーンミニブルート” “ブギーの50W” “JC77” これはステレオで使う為2台 “特注のアンプ”

ギターを再開してフェンダーの“ブルースデラックス”と先日購入した“ブギーのエクスプレス”が全部です。

仕事ではJCの120やら、フェンダーのツインをレンタルでかなりの数を使ったと思います。

よく考えてみれば色々なタイプのアンプを持っていたと思います。それぞれが個性のあるアンプだったわけですが、セッティングのせいなのか自分の音の好みなのか自分の音なのかは分かりませんが、基本的にどんなアンプでも“自分の音”みたいなのが出ていたと思います。

私が思うに、実はアンプって凄く重要なウエイトを占めていると思います。少々難のあるギターでもいいアンプで弾くとそれなりの音って出るもんなんですよね。

セッティング時の話しに戻ります。
まず当たり前ですが、ギター側はボリュームもトーンも全開にします。

私は基本的に昔からアンプのセッティングをする場合、マスターボリューム付きのアンプなら取り合えずマスターでは無いボリュームは5に合わせます。
理由は特にありませんが、JCみたいなマスター無しのアンプの場合も5くらいが一番アンプの美味しいところを出してくれると思うんですよね。

よくあるパターンで、マスター10・ボリューム2~3なんてのはボリュームの美味しい部分を使って無いと思うんですよね。
特に真空管のアンプでは2~3では腰の無いサウンドに感じてしまいます。

次はトーンのセッティングですが、私が今まで使っていたアンプってミドルは必ず付いていました。
トレブルとベースだけってアンプは使った事がありません。

トーンをセッティングする場合、JCの場合に限りオール5で合わせて足りない部分や出過ぎた部分を調整していました。ただJCを使っていた頃ってインターサウンドのプリアンプも使っていたので、どちらかと言えばインターサウンドで微調整をしていました。
最近JCを使う事は殆どチャンスが無いです。リハーサルでも必ず自分のアンプを持ち込んでしまっているので。

JC以外のアンプの場合(この場合真空管アンプって事になります)使うギターがシングルコイルかハムバッキングによってトーンが大きく変るので中々基準って見つけ難いんですよね。
そんな時私は昔から3弦の開放の音を基準にセッティングする事にしています。

ナゼ開放か・・・と言うと、右手で開放を鳴らしながら左手でトーンの調整が出来るという単純な理由からです。
ただ3弦って実は一番ギターのトーンを決定づける上で大事な音域だと思います。

ここから先は感覚なんですが、3弦の音を聴きながらまず最初に調整するのがミドルです。
ミドルを全開にしちゃうと確かに特性はフラットになりますが、トレブルやベースの効きが弱まってしまう感じがします。
大体3弦がギラつく一歩手前くらいで張り・・・と言うか腰のあるポイントを探します。
ギラついた3弦の音って凄くその後のセッティングに支障をきたすと思います。

ミドルが決まってしまえば後はまずトレブルを5に合わせて、ベースはやる音楽にもよりますが3~5くらいで一旦落ち着かせます。
昔はここでブライトスイッチが付いていればONにしたんですが、今は間違いなくブライトスイッチはOFFです。

そこまでは3弦の開放で調整出来るんですが、そこから先は他のギタリストだと多分おもむろにフレーズを弾き始めると思うんですが、私の場合これも昔からの癖なのか、この音が好きなのか分かりませんが4弦の3f・3弦開放・2弦1f・1弦開放を下から順番に鳴らして行きます。
コード的に言えばF分のCって感じですかね。

このコードを順番に弾いてトレブルを調整する事にしています。その時は1弦の開放と4弦の音のバランスに注意してトレブルを決めています。

最後にベースを調整するんですが、これはさすがに6弦の開放で合わせます。
6弦が曇らない・・・と言うかボワ~ンとしない事が決め手になります。

今は弦のゲージがそこそこ太いので、6弦とそれ以外の弦のバランスに意外と苦労します。
ベースだけは演奏中もチョコチョコ調整するのを昔もよくやっていました。
それ位ベースの調整は意外と難しいんだと今でも思います。

あまりツマミの位置に捉われずにその時出ている音を聴いて調整する様に心掛けています。
アンプの位置や、どんな場所で弾くかで変化していくのが当たり前な筈で、このアンプとこのギターならツマミの位置はこれ・・・なんて事は絶対にしません。

そんな時に自分の基準になるコードなりを持っているとセッティングって意外と楽だと思います。
私は先ほどのコードが何故か昔から基準になってしまっています。

ギターを買う時にも真っ先に弾いてしまう位自分の中で基準になってしまっている位です。
意外とギターの鳴りやバランスを見るのに凄くいいと思うので試してみて欲しいと思います。

買ったばかりのブギーも自宅で今セッティングに悩んでいるところです。
もうちょっと大きい音量でやれればいいんですが、次のリハーサルで試せるので今から楽しみです。
  1. 2009/06/09(火) 23:07:01|
  2. セッティング関係
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