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Guitar room & Music world

お気楽なギターの話とetc.

私の考えるロック・バンドの歴史とその背景③

②からの続きです。

ヤードバーズに在籍していた3名のギタリスト・・・エリッククラプトン・ジェフベック・ジミーペイジ。70年前後の彼らの動向を考えるとロックバンドの流れが分かりやすいし、何となく見えてくるものがあります。

クラプトンはオールマンと共演して残した「レイラ」を境に、今迄のサウンドとは違う方向へ転換してしまいます。その後は「461オーシャン・ブルー」では歪まないサウンドをメインにした音作りから、レイドバックなんて呼ばれ方をするロックが派生しました。

ベックはもはやロックではなく当時の最新の音、クロスオーバーへと転換してロック畑以外との交流を深めるようになります。その結果が、歴史に残る名盤「ブロウ・バイ・ブロウ」へと進化します。

ジミー・ペイジに至ってはレッドツェッペリン解散後は、ほとんどの活動を止めてしまいました。

3大ギタリストと呼ばれた彼らの70年代の動きは、他のロックバンドに大きな影響を与えたと思います。その結果がロックを一気に停滞させてしまったと思います。その結果として60年代デビュー組のロックバンドも活動を終えるか、活動規模が小さくなってしまいます。既にクロスオーバー・ミュージックが台頭してきていていましたから。

時代の流れは確実に新しい音を求めていました。もはやロックバンドはその流れに乗れないバンドも現れてしまいます。イーグルスがウェスト・コースト・ロックを持続して頑張ってはいました。LAではヴァン・ヘイレンがデビューしてそのギターサウンドが世界中に衝撃を与えます。だだ残念なのは長年ロックを支持してきた層には100%受け入れられなかった事です。

そこでデビュー曲を往年のロックファンにも馴染みやすい「ユー・リアリー・ガット・ミー」にしたんだと私は思います。テッド・テンプルマンの考えが的中したと思います。ヴァン・ヘイレン以降はLAメタルと呼ばれるバンドが、それこそ竹の子の様にデビューしました。サザン・ロックでオールマンのフォロワー・バンドで、唯一気骨のあったレイナード・スキナードは不幸にも飛行機事故で、あっけなくいなくなりました。

TOTOもデビューはしますが・・・ロックバンドとは呼びがたい形態でしたし、私個人はフュージョンに近いサウンドだったと思います。
本人たちもあそこまで成功するとは考えてはいなかったと思います。しかも個々のメンバーがスタジオワークも並行しているロックバンドはありえない話です。

ボストンもデビューしましたが、あのバンドは間違えなく、トム・ショルツの実験的なサウンドを再現しただけのバンドだったと思えて仕方がないですね。

一方でUKではニューウェーブやパンク・ロックが新しい音として認知されてきました。ポリスもニューウェーブと当初は呼ばれていましたし。パンク・ロックではピストルズが衝撃を与えますが、パンクには当時の若者が熱狂しますが、既に往年のロックファンには受け入れられずに終わったと思います。

イーグルスの残した「ホテル・カリフォルニア」・・・この曲でロックバンドとは何かを考えさせられました。歌詞を良く聴くと・・・ロックの終わりを意味しているとしか思えません。このアルバムでロックバンド・本当の意味のロックは終わったと私個人は思えて仕方がないです。

長い文章にお付き合い頂いて、読んで頂いた方には感謝します。

  1. 2018/07/12(木) 02:28:45|
  2. 音楽の話
  3. | コメント:2
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コメント

ロックの終わり

イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」は、まさにリアルタイムで、連日のように高校の昼の校内放送で流され、長いイントロ、エンディングのギターバトルというアレンジにも感動して、すぐにレコードを買いました。

イーグルス本人が、あの曲によって、次回作がなかなか出せず崩壊していきましたが、アメリカの衰退、ロックの終焉を暗示した歌詞というのもできすぎで、「お酒は置いてませんので」といいながら「1969年でロックの魂はなくなった」と言っているのもすごいことでした。

3大ギタリストが、それぞれ別々の道を歩んだのも面白いことで、今もギターにこだわっているはベックのみ、クラプトンは歌手で、ペイジは昔の音源で生計をたてるという、本当三者三様です。

クリーム再結成では、すごく期待したのですが、クラプトンはいつもよりは弾きまくるものの、クリーム時代には及ばないし、ツェッペリンにしても、「祭典の日」は「強熱のライブ」には及ばなかったなあと。(ペイジのつっかったり、ミストーン出したりは往年のままでしたが)
  1. 2018/07/14(土) 12:40:18 |
  2. URL |
  3. ギターマジシャン #-
  4. [ 編集 ]

ギターマジシャンさん

コメントありがとうございます。

「ホテル・カリフォルニア」はおつしゃる通りです。もうロックは終わったとお酒に例えて言い切っています。

3大ギタリストの事レッドツェッペリンの解散に絡めて書きましたが、
この3名の動きとフュージョンの流れを書きたかったのです。

あとは女性のリスナーの受けを狙ったバンドに対しては私個人は批判的な立場です。ご理解下さい。
  1. 2018/07/14(土) 13:27:17 |
  2. URL |
  3. kamiyo.m #-
  4. [ 編集 ]

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千葉市在住のギター弾き

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